ラムセス2世像
カイロから南へ車で30分の距離にあるのが古都メンフィスだ。古代エジプト古王国時代の首都として栄えたが今は荒廃した村が残っているのみ。当時の面影を残すのが「メンフィス博物館」でエジプトが最大の領土を誇った当時の王ラムセス2世の石像が横たわる。エジプト王朝の中でも最も有名な王で国内では知らない人はいない。さながら日本でいう豊臣秀吉か徳川家康といったところ。特に宿敵ヒッタイト(現在のシリア) に勝利した「カデッシュの戦」は日本の世界史の教科書にも出てくるほど有名。南部の世界遺産「アブシンベル神殿」もラムセス2世を記念して建設されている。