プリンスエドワード島の公用語は?
カナダの公用語は英語とフランス語ですが、プリンスエドワード島は英語圏に属します。英語がメインでフランス語を話す方も中にはいます。空港、ホテル、レストラン、公共交通機関では英語とフランス語のバイリンガルのスタッフが多い。
PEIへご旅行するにあたって事前に知っておきたい便利な情報を
専門店ならではの視点で集めてみました。
お客様から多くお問合せをいただくご質問や、スタッフが実際に現地調査をして収集した
生の情報になります。(2020年7月更新)
カナダの公用語は英語とフランス語ですが、プリンスエドワード島は英語圏に属します。英語がメインでフランス語を話す方も中にはいます。空港、ホテル、レストラン、公共交通機関では英語とフランス語のバイリンガルのスタッフが多い。
プリンスエドワード島は大西洋標準時間で日本から13時間遅れ。 (日本が正午の時、プリンスエドワード島は前日の23時です。) サマータイム時は12時間遅れとなります。(3月の第2日曜~11月の第1日曜まで) 通常、夏の旅行シーズンの時期はこちらサマータイムが標準です。
プリンスエドワード島では、6~8月は日照時間が長く、夜9時になってもまだ明るさが残っている程です。この時期は日の出も早いです。そのため、一日が長く、夜が短く感じられます。多くの自然に囲まれたこの島の島民は、この時期アウトドアのアクティビティ(サイクリング・サッカー・カヤック・キャンピング)を存分に楽しみます。
島での朝食はシリアルやコーンフレークに牛乳をかけて流し込むだけのカナディアンブレックファスト(Canadian Breakfast)と呼ばれるシンプルなものが一般的です。マフィンやトーストとコーヒーという組み合わせもあります。夕食は通常はサラダ・メイン・デザートとディッシュを分けます。各家庭により違いはあるものの、平均17~18時に取ります。夕食後に家族でスポーツや映画を楽しんだりすることもあります。また土曜日、日曜日は朝寝坊の習慣もあり、「Branch」と呼ばれる朝食と昼食兼用の食事スタイルも一般的です。
シャーロットタウンは田舎町なので、歓楽街などはありません。早寝早起きという健康的な生活習慣となります。朝食前や夕食後などジョギングやサイクリング、ウォーキングなどが楽しみのひとつでもあります。
島にあるお店は18時頃には閉まってしまい、(木、金はやや遅め、レストラン、バーは22時くらいまでオープン)日曜日はほとんどのお店が定休日となります。ちなみにシャーロットタウンのダウンタウンにある「Anne of Green Gables Store」(赤毛のアンのお店)は年中無休です。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | |
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シャーロットタウンの 日の出平均時刻 |
06:30 | 05:40 | 05:20 | 05:40 | 06:10 | 07:00 | 07:30 |
シャーロットタウンの 日没平均時刻 |
20:00 | 20:30 | 21:00 | 20:50 | 20:30 | 19:30 | 18:30 |
シャーロットタウンの 日の出平均時刻 |
シャーロットタウンの 日没平均時刻 |
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4月 | 06:30 | 20:00 |
5月 | 05:40 | 20:30 |
6月 | 05:20 | 21:00 |
7月 | 05:40 | 20:50 |
8月 | 06:10 | 20:30 |
9月 | 07:00 | 19:30 |
10月 | 07:30 | 18:30 |
治安の良いとされるカナダの中でも、プリンスエドワード島は更に良い地域です。田舎町ということもあり、実際に女性が夜の一人歩きをしている姿をよく目にするくらい驚くほどの治安の良さです。ほとんどの方は日本と同じかそれより良いと答えます。島民の多くはアイランダー(Islander)と呼ばれる土着の島人たちで、ヨーロッパから入植した人たちの子孫です。彼らは気さくで親切な方が多くフレンドリーです。最近ではアメリカやカナダの他の地域から移住したり、アジア系、スパニッシュも増加傾向にあります。旅先では解放感からつい無用心になりがちですので、スリや置き引きなどの犯罪にはご注意ください。
欧米の文化としてチップの習慣がありますのでタクシーに乗った場合は心付けとして請求額より少し多めに支払うなど、心掛けてください。ホテルやB&Bに宿泊する場合、ベッドメイクのチップも必要です。1部屋1~2ドル程度、毎朝ベッドの脇机に置くようにしてください。
ホテルにチェックインする際、デポジット(Deposit)を求められることがあります。追加請求があった場合、デポジットで補てんします。通常50ドル〜100ドル程度の額をクレジットカードで求められますので、必ずクレジットカード(VISA/MASTER)をご持参ください。チェックアウトの際、追加請求されるものがなければそのデポジットの手続きは自動的にキャンセルされますので口座から引き落とされることはありません。
[電圧・家電製品]
カナダ国内は110ボルト、60ヘルツで日本の家電製品はそのまま利用できます。デジタルカメラ、シェーバー、携帯電話などの充電も可能です。コンセントの形状も日本と同型で、変圧器や差し込みプラグアダプターは必要ありません。
[Wi-Fi]
ほとんどのB&BやホテルではWi-Fi接続が可能です。(一部のホテルでは有料)
[国際電話]
島内から日本への国際通話、および日本からの国際通話は可能です。カナダの国番号はアメリカと同じ1となります。ちなみに日本は81です。
[飲料水]
ホテルのお部屋の水道水は日本と同じく飲料に適しておりますが、念のためペットボトルの水をを持参しましょう。ペットボトルなどの飲料などはスーパーでも販売していますので現地調達できます。日本のように至るところにコンビニはありません。特にキャベンディッシュはスーパー・コンビニはありませんので日本から持参してください。
[1月~3月中旬]
厳冬期で雪が降りますので厚手の防寒具が必要です。1~2月は氷点下の日も続く厳しい寒さです。時折ストームもやってきて学校などは休校になります。セントローレンス湾も凍結し、あたり一面は真っ白な世界が広がります。
[3月下旬~4月下旬]
防寒具は必要ですが、気温の上昇がみられますので厚手のものから薄手に移行する時期です。3月下旬から雪解けとなります。4月前半までは真冬の装備、後半は軽めのものでも対応できます。年にもよりますので直近の天気予報でチェックしましょう。
[5月]
まだ肌寒い早春ですが、中旬にはポカポカ陽気となって、いよいよ観光のシーズンが到来です。朝晩は冷える日もありますのでセーター、またはフリースなどをご持参ください。好天時は真っ青な空と海が美しい観光に適したシーズンとなります。
[6月~7月]
日中、暑い日は25~30℃近くまで気温が上がります。PEIの短い夏です。半袖、または薄手の通気性の良い長袖でOK。朝晩や雨天時は涼しくなるので軽めの上着などで着脱できる用意をしてください。日中は日差しがあるので日焼け止め、帽子、サングラスなど夏物をご用意ください。キャベンディッシュなどの林や小川のある場所を歩くときは虫除けスプレーなどがあるといいです。
[9月]
日中の平均気温は18~22℃前後で、中旬以降は秋本番となり、さわやかな秋風を感じる季節です。9月前半はブラウスに上着くらいが、後半はフリース、薄手のジャケットを持参すると便利です。晴天時と雨天時では気温差が大きく、少し厚手の秋物もあるといいです。
[10月]
10月前半は日本で言う晩秋の気候です。中旬~下旬あたりまで紅葉が見られます。
(紅葉の時期は年によります)
曇ったり雨天時では日中でも10℃前後まで冷え込みますので、10月前半は軽めのジャンパー・コート、後半は防寒具にマフラー、手袋をあわせて持参するといいです。
[11月以降]
冬到来です。手袋、ニット帽、マフラーなど冬装備が必要です。11月には降雪が見られることがあります。12月には氷点下まで下がる日もでてきて本格的な冬となります。
シャーロットタウンを起点としてハリファックスやモンクトン行きの長距離バスや近郊を走る公共の路線バスも運行しておりますが、移動はレンタカーを利用するか、ツアーに入るほうが便利です。
タクシーはシャーロットタウンおよび島内には数台しかありません。もちろん流しのタクシーはいませんので、必要な場合は電話で呼び寄せるシステムです。シャーロットタウン空港にも待ち受けタクシーはいませんので、ご旅行を考えている方は個人手配よりはツアーを利用することをお勧めします。
「Avis Hertz」など主要なレンタカーはシャーロットタウン空港に営業所があり、事前予約をして空港でピックアップする方法もあります。また、ダウンタウンにはレンタカー会社「PEI CAR RENTAL」がありますので市内に宿泊していて1日だけ借りたい場合などは便利です。デルタホテルズ・プリンスエドワード内にあります。
島内では公共の路線バスや鉄道はありません。したがって移動は車、自転車などとなります。キャベンディッシュではレンタルサイクルショップがあり、半日25ドル、1日40ドル前後でレンタルできます。(税別)
シャーロットタウン空港や市内にもレンタカー会社(AVIS、HARTZなど)がありレンタカーもご利用できます。25歳以上で国際免許持っており、クレジットカードの提示が必要となります。(平日8:00~18:00営業、土曜半休、日曜休) ご希望の場合、お手配できますのでお問い合わせください。
シャーロットタウンからキャベンディッシュまでは車で約30分、シャーロットタウンからサマーサイドまで車で約40分の距離と少し離れた距離になりますので、観光にはオプショナルツアーにご参加いただくのがお手軽で効率的です。
5月中旬~10月下旬の観光シーズンにはシャーロットタウンと観光地キャベンディッシュ間にキャベンディッシュ・シャトルバスが運行します。
1日1往復 シャーロットタウン発[午前10:00] キャベンディッシュ発[午前11:00]
お泊まりのホテルから目的地ホテルまで送迎します。お一人様片道 75ドル。
(現地PEI SELECT TOURSが運行)
ご希望の場合、お手配できますのでお問い合わせください。